
水銀の問題がない、より優れたUVランプ
一般的な水銀ランプは、実際に必要とされる波長領域をカバーしていません。例えば、硬質樹脂の硬化や精密半導体製造に必要な特定の波長領域を捉えることができないのです。
そのため、私たちは独自にガリウムヨウ化物(GaI)を使用したランプを開発しました。このランプでは、作業に必要な正確な波長を実現できます。
なぜガリウムヨウ化物を使うのか?
正直に言えば、水銀は厄介な存在です。危険であり、処分も大変で、生産ラインにとっても負担となります。
そこで、私たちは水銀の代わりにガリウムヨウ化物を使用しました。これにより、廃棄物の量が減少するだけでなく、性能も向上します。プラズマを安定させるために、より高い温度で動作するため、強力なUV-C光が得られます。PETの成形や薄膜製造を行う場合、硬化時間が大幅に短縮されます。
長期間使用できる設計
ランプが曇ってしまい、性能が低下するのは最悪のことです。この「太陽化」現象は、安価な石英が原因で起こります。
私たちは安価な素材は使いません。高純度の合成石英を使用しています。また、電極の形状も調整し、管壁に堆積する汚れを防ぎます。その結果、ランプは長期間にわたって明るさを維持でき、週末にランプを交換する手間も省けます。
ただし、注意点があります。
電源装置には気をつけてください。これらのランプは電圧に敏感です。もしバラストがGaIランプの特性に合っていなければ、500時間以内に性能が低下します。小さな違いですが、これがランプが長持ちするか、早期に故障するかの違いになります。
取り付けも簡単
これらのランプは、既存のUVアレイに簡単に取り付けられるよう、カスタムメイドされています。システム全体を再構築する必要はありません。
また、コスト面でもメリットがあります。水銀がないため、有害廃棄物が減り、総所有コストも下がります。
ただし、冷却システムが十分な熱処理能力を持っていることが重要です。GaIはエネルギー密度が高いため、非常に高温になります。基材が変形しないように、その熱を適切に逃がす必要があります。